山のそばに暮らす人々にとって山林は重要な暮らしの糧でした。燃料、建築材、山菜などの山林資源を活かす知恵や技術、山の楽しみ、山の怖さ。それらが長い時間をかけて培かわれ、無形の資産として継承されてきました。
山林が暮らしに不可欠な存在ではなくなってしまった今、樹木病害、倒木による事故、森林竹林の拡大、鳥獣害など、山林が様々な問題を引き起こし始めています。今こそ先人が培ってきた山との上手な付き合い方を再考し、これからの暮らしにあった形で未来に繋いでいかなければいけないと考えています。
私たちは、山と木を活かす技術集団として、皆様の暮らしと山林を繋ぎ続ける存在であり続けます。